第95回記念選抜高校野球大会(18日から14日間、甲子園球場)の組み合わせ抽選会が10日に大阪市内で行われ、慶応(神奈川)が第4日、21日の第3試合で昨夏の王者、仙台育英と激突することが決まった。

 2018年以来10度目の選抜出場となる慶応。同校にはプロ野球の西武、巨人などで活躍し通算525本塁打を放った清原和博氏の次男、清原勝児内野手(3年)が所属しており清原の甲子園再来に大きな注目が集まる。

 そんな慶応と初戦を争うのは2022年の夏の甲子園で悲願の東北勢初優勝を果たした仙台育英に決定。いきなり注目度の高い2校の対戦が決定し、1回戦から白熱した展開が予想される。

 慶応の森林監督は「甲子園という最高の舞台で前年の夏、優勝校という最高の相手とできることはまずは幸せだと思っている。どれだけ挑戦していけるか」と語り「自分たちやれる最大の準備を積み重ねて、試合というよりそれまでの準備を頑張りたい」と初戦までの短い時間も成長につなげるつもりだ。

 一方、仙台育英の須江監督は「いよいよ始まるんだな。歓声も戻ってくる甲子園に来れる」と感慨深く語り、慶応については「非常に打力が高い。組織力や一体感が丁寧につくられている。とても強いチームと当たった」と印象を明かした。さらに「ユニホームが似てます。理事長が慶応義塾大学のご出身で、モデルにさせていただいた」と続け、ちょっとした豆知識も披露した。

 毎年練習試合を行っており、交流のある2校だという。甲子園という夢の舞台でどちらに軍配が上がるのか、熱戦に期待がかかる。