西武・山川穂高内野手(31)が〝どすこい締め〟でWBC本番前最後の実戦調整を終えた。

 前日6日の阪神戦(京セラ)まで実戦5試合15打席無安打5三振だったが、表情にようやく生気が戻って来た。7日の強化試合・オリックス戦(京セラ)に4回、大谷の代打で途中出場した山川は、実戦調整16打席目のこの打席で左前適時打を放ち、初安打。6回の第2打席でも冷静に四球を選び、8―1で迎えた8回の第3打席でついに一発が飛び出した。

決めの「どすこい」ポーズに場内も沸いた
決めの「どすこい」ポーズに場内も沸いた

 オリックス5番手・小木田からストレート、カーブをファウルとした後、3球目の甘く入ってきたスプリットの軌道にバットを入れ、左翼スタンド最前列に飛び込む侍初本塁打。前日まで打席での迷いが出ていた表情に、本塁打王の自信がよみがえって来た。

 その瞬間、ベンチでは山川が日本ハム時代から白旗を挙げる〝異次元の打者〟大谷(エンゼルス)が両手を挙げて大喜び。チームの垣根を越えてお互いを認め合ってきた山川の「どすこい!」に喜びを爆発させていた。