昨年の北京五輪でドーピング問題が発覚したフィギュアスケート女子のカミラ・ワリエワ(16=ロシア)を巡り、周囲からは擁護論が目立っている。
ロシアで数々のフィギュア選手を指導してきたエレーナ・チャイコフスカヤ氏は、同国メディア「sports.ru」に対し「何かを微量に投与しても効果はない。そして、私たちの最高の女の子を襲ったのです」と指摘した上で「大きな政治的ゲームを仕掛けられている人物のように感じてもらわないといけない。このドーピングの話は不愉快どころか、とんでもない話。こんなはずじゃなかった。アスリート、特に女の子にとって、こんなことはあってはならない」と糾弾した。
さらに、ロシアの著名ジャーナリストであるエレナ・バイツェホフスカヤ氏は、ドーピング検査の結果発表の時期について疑問視。ワリエワは一昨年12月25日に採取された検体から禁止薬物トリメタジジンが検出され、北京五輪の時期に公表された。「ワリエワのサンプルの検査を不当に遅らせたスウェーデンの研究所について言及しないわけにはいかない」と切り出した上で「今日まで続く五輪での恥をかかされた。意図的に管理され、このような形で台なしにすることは、ロシア代表チーム全体にとって本当に残念なことである」との見解を示した。
当のワリエワは「今は待機中です。まだ裁判が残っているので、これ以上何も言えません」と語るにとどめているが、騒動はまだまだ続きそうだ。











