ノアのGHCタッグ選手権(12日、エディオンアリーナ大阪第1競技場)は挑戦者のマサ北宮(34)、稲葉大樹(34)組が「タカ&サトシ」こと杉浦貴(52)、新日本プロレス・小島聡(52)組を破り、第63代王者に輝いた。
先に仕掛けたのは挑戦者組だ。ゴング前に襲いかかり、場外戦へ移行。稲葉は鉄柵を背にした杉浦にランニングエルボー、キャノンボールを決めてペースをつかんだかに見えた。
だが、すぐに王者組の反撃に遭い、苦しい時間帯が続いた。稲葉は小島から50発近いチョップを食らい、さらに王者組から代わる代わるエルボーをお見舞いされた。
流れが変わったのはその直後だ。小島に羽交い締めにされた稲葉が、杉浦の前蹴りを誤爆させると、北宮はマッケンロー、ニークラッシャーで小島の脚部を攻める。さらに北宮のスピアーと稲葉のネックブリーカーを小島に同時発射。リング中央で北宮が監獄固めを決めた。
一度はロープに逃げられたが、カウンターのサイトースープレックスを決めた北宮が再び小島を監獄固めで捕獲。稲葉もカットに入った杉浦に卍固めを決め、そのまま北宮が首狩り監獄固めでギブアップを奪った。
バックステージで北宮が「ベルトがあるべきところに来たんじゃない。守られ続けたベルトを俺たちが力ずくで奪い取ったんだ。サプライズかもしれない、番狂わせかもしれない。でも、これが現実だ!」と胸を張ると、稲葉も「このまま2人で上り詰めていきましょう」と呼応した。
すると、そこへ金剛の拳王と征矢学が登場。次期挑戦を表明した拳王は「1つだけ言っておこう。GHCのベルト(を持つとき)は「G」を上に向けるのが基本だぞ。てめーら、そんなこともわかってねえなら、俺らが取って、しっかりGを上に向けて掲げてやる」と言い放った。
挑戦表明を受諾した北宮は「直すか、そんなもん! ベルトの持ち方なんて、おのおのが決めればいいんだ!」と怒りをあらわに。早くも不穏な空気が流れ始めた。












