どこまで進化を遂げるのか。WBC日本代表に選出されている中日の高橋宏斗投手(20)が7日、沖縄・北谷キャンプで初めてシート打撃に登板し、順調な調整ぶりをアピールした。
打者12人に対し、45球を投げ、許したのは単打1本のみ。滑りやすいとされるWBC球ながら最速は152キロをマークし、直球とスプリットのコンビネーションも冴えて3奪三振。「まずは打者に対してしっかり投げられたので良かった。全ての球種を試せて、いいステップアップができた。1球1球の精度をもう少し上げたい。課題もあるが、調整としては90点近い」と自身に及第点を与えた。
対戦した打者で唯一、中前へ安打を放った鵜飼も「真っすぐが150キロを超えていてすごい球だった。速い、それに尽きる。スーパーピッチャーですね」と舌を巻く。
それでも投球フォームは模索中だ。オフにオリックス・山本由伸と2か月にわたって自主トレをともにしたことで、左足をほとんど上げない山本そっくりのフォームでキャンプイン。しかし、この日は今季から取り組んでいる山本と同じノーワインドアップながら左足を上げる昨季と近いスタイルに戻して投球した。
高卒3年目右腕は「まだフォームを固める段階ではないし、こういうこともあるよという一つのレパートリー。シーズン中も僕の中でフォームを変えている感覚なので、シーズン始まった時と終わった時のグラブの上げ方はかなり違うと思う。キャンプも去年の紅白戦の投げ方とシーズンに入ったときの投げ方も違う」と力説する。
その上で「自分がいい方向にもっていけるフォームを考えた中であのフォームにたどりついたので、あれが完成形ではないし、まだ進化できると思う。あれよりもっと良いフォームがあれば極端な話、なんでもやろうと思う。自分が良くなるためであれば、どんどんそういうのはチャレンジしていきたい」とさらなる進化を予告した。
今後も高橋宏の投球フォームがどう進化するのか目が離せない。












