新日本プロレス4日の札幌大会で、内藤哲也(40)が海野翔太(25)とのスペシャルシングルマッチを制した。

 次世代のエース候補・海野との初シングルマッチは、30分を超える激闘となった。デスライダーを切り返してバレンティアを決めた内藤は、バックエルボーを連打し海野をグロッギーに追い込む。だが、デスティーノを阻止されるとデスライダーで反撃を許し、変型のデスライダーまで浴びてしまう。

 しかし、内藤も意地で3カウントだけは許さない。なおもデスライダーを狙う海野に、コリエンド式デスティーノを決めて再逆転に成功。最後は正調のデスティーノで激闘に終止符を打った。

息子・翔太(下)の3カウントを数える海野レフェリー(左)
息子・翔太(下)の3カウントを数える海野レフェリー(左)
「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハ・ポン!」の大合唱で締めた内藤
「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハ・ポン!」の大合唱で締めた内藤

 この日の大会は声出し応援ありで行われた。試合後のリング上では、札幌では2019年2月以来、実に4年ぶりとなる「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハ・ポン!」の大合唱で締めくくった。

 内藤は21日のノア東京ドーム大会で武藤敬司の引退試合の相手を務めることが決まっている。「残念ながら海野翔太のチャレンジは失敗。でも、可能性は感じましたよ。一つ、楽しみが増えたかな?」と対戦相手を称えた上で「さあこれで、堂々と2月21日、東京ドームに乗り込めますよ」と業界中が注目するビッグマッチを見据えた。

「とはいえ、まだ新日本のシリーズは続くわけで。俺にとって一番大事なのは、俺のホームである新日本プロレスのリング。残りの試合を1試合1試合大事にしながら、2月21日、東京ドームに乗り込みますよ」と豪語した内藤。かつて憧れた武藤との「運命の一戦」は、刻一刻と迫っている。