全日本プロレス4日の八王子大会で、3冠ヘビー級王者の宮原健斗(33)が青柳優馬を下し、V4に成功した。
かつてのパートナー対決はし烈を極めた。互いの攻撃を知り尽くすからこその戦いは、攻防が激しく入れ替わる熱戦となる。中盤にはエプロンの青柳を場外の宮原が捕まえてジャーマンの体勢で投げ、地面に叩きつける荒業を披露。さらにコーナー最上段でのポジションの取り合いから、体を入れ替えて投げっ放しパワーボムでマットに叩きつけるなど攻め込んだ。
しかし、ランニング式のブラックアウト(ヒザ蹴り)をかわされてコーナーに誤爆。ジャーマンで投げられるなど反撃を受ける。さらにシャットダウンスープレックスを脱出されると、そのままエンドゲームで捕獲されて絞めあげられた。
それでも窮地を脱すると、ブラックアウトをヒットさせて再びペースをつかむ。そして今度こそ必殺のシャットダウンで投げ切ったが、まさかのカウント2で返された。
これにはさすがに動揺し、スピンキックなどでギリギリまで追い込まれたが、猛攻をなんとかカウント2で返し続ける。最後はスピンキックをギリギリでかわすとバックを取り、シャットダウンスープレックスで投げて3カウントを奪った。
試合後「4度目の防衛だ。そして八王子。プロレス楽しかったかい!?」と勝ち誇っているところに、新日本から参戦している〝ミスター〟こと永田裕志が登場。そして「1月3日、ち、挑戦表明し…たら『ホームに居場所がないやつの挑戦は受けない』と言いやがったな。だが、心配するな。2023年、新日本から、最高な契約をもらったよ。お前は、こうもい、言った。アン…タはどんな時も全力だと。いずれ受け、るといった。あんまりしゃべると噛むから、端的に言ってやる。次の挑戦者は俺だ」と、なぜかしどろもどろの挑戦表明を受けた。
これに対し、宮原は「永田裕志さんよ。アンタのホントの狙いを俺は知ってるぞ。新日本プロレスのIWGP、ノアのGHC、全日本3冠ヘビー級のグランドスラムを達成するためだけに挑戦したいんだろ? アンタは昭和の匂いがするんだ。このプロレス界、昭和の匂いがするプロレスは終わりを告げる」と一刀両断。
そして「プロレスの日に勝負しよう。昭和のおじさんにふさわしい2月19日、プロレスの日に勝負だ」と受諾し、19日の東京・後楽園ホール大会をその場所に指定した。
その後、敗れた青柳から「俺はまた、アナタが持つそのベルトに挑戦したいんだ。だから永田裕志に負けないでくださいよ、〝大将〟。もう小さい枠なんか、今の全日本プロレスに必要ない。一緒に全日本プロレスを盛り上げるためだけにやって行こうぜ」と再びの共闘を呼びかけられる。
全日本本隊の青柳からのこの呼びかけに、ネクストリームを率いる宮原は呼応。今後は本隊とネクストリームが行動を共にすることが決まった。












