着実に準備を進めている。広島の栗林良吏投手(26)が、2日のキャンプでブルペン入りした。直球の他にカーブ、フォークと変化球を交えて46球を投げ「すごく良かった」と話した。

 3月に開催されるWBCの日本代表にチームで唯一、選出されている。ブルペンで使用したのはWBC球だ。「まだ改善することは多くあるが、納得のいくブルペンだった。これからにつなげられるかなと思う」と手応えを口にした。

 現在、取り組んでいるのはフォークの精度を高めること。「フォークの精度は自分の武器になると思う。そこがなくならないように精度を上げていかないといけない。まだブルペンでは自分のイメージのいく球が数少ないと思っている」

 そんな栗林は代表選出前からある程度の〝予習〟はしていた。昨年11月の侍ジャパン強化試合のメンバーに選出された森浦と秋季練習でキャッチボール。「(森浦)大輔の変化球を見ていると少し曲がりにくい、回転しにくいのかなと」

 さらにオーストラリア代表との試合も観戦した。「佐々木朗希くんが(フォークに)苦しんでたのを見ると、影響あるのかなと思いますけど…フォークとかは(WBC球が)滑る分、落ちないのかな、浮いてしまうのかなと思う」と〝分析〟も披露していた。

 今年に入って4回目のブルペン。春季キャンプ前に入ったブルペンと比べ「良くなっている」と話す。WBCに向けて「まずは世界一になることが自分の今の目標。そこに向かって今はしっかり挑戦したいなと思う」と力を込めた。