第2次森保ジャパンで期待が高まる新星は? 日本代表は、森保一監督(54)の続投が決まり、3月24日(国立)の国際親善試合(相手未定)から再スタートを切る。2026年北中米W杯を見据えてまずは新戦力の登用に注目が集まる中、元日本代表MF前園真聖氏(49=本紙評論家)は、24年パリ五輪世代にあたる超有望株の2選手を指名した。

 いよいよ森保ジャパンが、新たな船出を迎える。当面は24年1月に開催予定のアジアカップ(カタール・ドーハ)が目標となるが、強化のための時間も十分確保できるため、新チームの立ち上げでは新戦力の抜てきに期待が高まる。

 前園氏は「カタールW杯で活躍した選手たちは、東京五輪世代など次の大会を狙える選手も多いです。そのため現状のベースの中で、少しずつ試していくことになるでしょう」と指摘。その上でまず挙げたのが、J1横浜MのMF藤田譲瑠チマ(20)だ。「非常に総合力が高いです。すでに昨年7月の東アジアE―1選手権で日本代表の一員として素晴らしいプレーを見せていましたし、欧州組と一緒になってもやれる力はあるのではないでしょうか」

 藤田は万能性や攻守両面での技術の高さに定評がある。初選出となったE―1選手権では、優勝がかかった日韓戦で絶妙なクロスを上げてMF相馬勇紀(カザピア)の先制点をアシスト。重圧のかかる試合での勝負強さも発揮した。所属の横浜Mでは大黒柱として昨季のJ1制覇に大きく貢献。3月の代表戦で早速呼ばれてもおかしくない。

 もう一人が、スペイン1部の名門レアル・マドリードのBチームに所属するMF中井卓大(19)だ。前園氏は「あのレアルで順調に成長していて、その潜在能力はすごいものがあると思います。今後を見据えれば、思いきって試してみるのもアリでしょう」とプッシュする。

 中井は世界中からタレントが集まるRマドリードの下部組織に9歳で入団。その後は着実にステップアップし、今季はついにBチームでプレー。現地メディアでは来季のトップチームへの昇格候補に挙がるなど、日本のみならず、名門でも至宝として脚光を浴びている。

 昨年11月に行われたU―19日本代表にも選出され、スペイン遠征に参加。3試合すべてに出場して司令塔として強烈な存在感を放った。4年後を考えれば、早々に中井をサプライズ選出しても面白そう。新生初陣から森保マジックがサク裂するのか楽しみだ。