新たな補強による競争の激化は覚悟の上だ。FA移籍2年目のシーズンを迎えるソフトバンクの又吉克樹投手(32)が16日、タマスタ筑後で自主トレを行い昨季の悔しさを晴らすフル回転を誓った。
今オフ、チームは大補強を敢行。リリーフ陣も昨季ロッテで活躍したオスナが守護神として加わった。すでに首脳陣は8回・モイネロ、9回・オスナの内定を口にしている。中日時代からタフネスぶりで知られ通算431試合登板の実績を誇る右腕も、昨季の終盤に勝ちパターンに定着した松本裕をはじめ、嘉弥真、津森、泉らと〝立ち位置〟を争っていくことになる。
とはいえ、チームのカラーとして、厳しい競争の中で投げていかなければいけないのは分かっていること。昨季も「今日、明日、抑えていかないと一軍にいるかも分からない。たくさん選手がいますから」と常に危機感を持って登板に臨んでいた。
「今回のオフみたいに、このチームは取れる選手はしっかり取りにいく。そこ(競争ありき)は感じるし、とにかく優勝するんだというところをチームとして感じる。その中で一番投げた人間でありたい。誰が来ようとも自分のやれることに専念し、投げろと言われたところで投げられる準備をしたい」と力を込めた。
昨季は7月8日の日本ハム戦(ペイペイドーム)で右足を骨折して戦線離脱。以降、一軍登板はなく31試合の登板にとどまった。チームは決着が最終戦までもつれた末にV逸。CSもマウンドに上がることなく終戦を見届けた。「今年こそあそこで投げるんだという思いがある」。登板数はもちろん、チームの結果を左右する緊迫感のある場面を任されることを目指していく。












