7日に成田空港発福岡行きのジェットスター・ジャパン便が爆破予告を受け、中部空港に緊急着陸した騒動があったが、年明け早々にも台湾のスターラックス便に同様の予告があったことが分かった。2件に共通項はあるのか――。
スターラックス航空日本支社は11日、2日に成田国際空港会社に英語による電話があり、同日の同社800便(台北発成田行き)への爆破予告および金銭を要求する内容だったことを明かした。同便は昼過ぎに到着し、千葉県警が機体を確認したところ不審物は発見されなかったことから、約1時間半遅れで801便として成田から台北へ飛び立った。
7日のジェットスター便の件では、成田空港のインフォメーションセンターにドイツからの発信を示す電話で「プラスチック爆弾を仕掛けた。爆破する」と英語で伝えられた。すでに離陸態勢だった同機は成田を飛び立ったが、約1時間後に中部空港に緊急着陸するハメに。乗客136人、乗員6人が脱出用シューターで避難した際に5人がケガをしていた。
2つの爆破予告で共通項はいくつかある。まず狙われたスターラックスは台湾の会社で、ジェットスターの親会社はオーストラリアのカンタス航空でともに外資系エアラインだ。カンタスはワンワールド加盟航空会社で、“台湾のエミレーツ”を目指し豪華路線を狙うスターラックスもワンワールド加盟を目標にしている。どちらの予告電話もドイツ発信が表示され、英語だったことが同じ手口で、イタズラや嫌がらせにしては手が込んでいるともいえる。
7日の件が騒動になったことで、スターラックスも同様の予告被害を明かした経緯を考えると、一度話題になったからの愉快犯というワケでもない。
外資系エアラインが同じ手口で狙われたという点に意味があるのか。千葉県警は威力業務妨害の疑いで、2件の関連を調べている。











