終わりが見えないロシアのウクライナ侵攻を巡り、祖国を離れることを選択したフィギュアスケーターがいる。
ロシアメディア「sports.ru」はペアで2020年世界ジュニア選手権銅メダルのミハイル・ナザリチェフ(21=ロシア)が米国移住を決断したと報道。ナザリチェフは「全てが非常にシンプルで論理的です。政治情勢を理由に米国に行くことを決めました。私は自分の国が安全だと感じるのをやめ、安全のために、普通の生活を送るために、どのような選択肢があるのだろうかと考え、このオプションを見つけることができました」と説明した。
その上で、ロシアフィギュア界の現状を指摘。「例外もあるが、友好的な環境はありません。スポーツと私生活を区別する方法を知っている人もいますが、本当の友情はありません。常に表彰台を争うする者同士の友情はありえない」と厳しい争いぶりを明かした。
ただ、多くの有力選手を輩出してきたエテリ・トゥトベリーゼ氏の指導法には「変な指導方法はありません。彼女はあらゆるアドバイスを提供してくれました。幼い頃から、彼女は子供たちに自分がアスリートであること、責任があることを教えています。彼女が子供の頃からそれらを植えつけたことは素晴らしいことです」との見方を示した。
複雑な事情が入り交じるロシアフィギュア界。ナザリチェフは新たな環境で輝きを取り戻すことができるか。












