今季限りで巨人から戦力外となった井納翔一投手(36)が27日に、自身のインスタグラム上で現役引退を発表した。

 井納はDeNA時代と巨人時代のユニホーム写真を添えながら「今シーズンをもちまして井納翔一は、プロ野球選手としての現役生活を引退します」と報告。「読売巨人軍では、自分の不注意もありそこから結果も出せなく2年間だけでしたが自分の野球人生にとってどこかプラスになることがあると思うので悔いはありません」と移籍後の2年間を回顧し、両球団関係者やファン、家族などへの感謝の言葉を綴った。

 その天然キャラぶりから「宇宙人」の愛称でも呼ばれていた井納だが、人一倍家族思いな一面もあった。昨オフの年末年始には「子供も3人いるので、自分のリラックスというよりは普段(家族に)できないことを…」と家族孝行を実施。大阪にある義実家へ帰省する際には自らハンドルを握って車で往復すると、道中では「レゴランド」や「長島スパーランド」、子供も楽しめるサービスエリアなどを順番に立ち寄るなど、〝家族ファースト〟に努めた。

 帰路では渋滞にはまり計12時間の長旅になったというが「僕は僕なりに楽しんだし、子供たちは子供たちなりに楽しんでくれたと思うので。あとは僕が今度は仕事で頑張るだけ」と苦労を感じさせず、笑顔すら見せていた。

 家族思いでファン思い、ユーモアにあふれた男なだけに、第2の人生でも周囲を明るくする活躍を見せてくれるはずだ。