巨人・小林誠司捕手(33)が10日、今度こその打撃改善を誓った。

 小林はこの日、元木作戦兼内野守備コーチとともに東京都内で行われたトークショーに参加。その中で、元木コーチが求められた小林へのひと言メッセージの答えは単純明快だった。

「打て」

 それ以上でもそれ以下でもない。今季の小林は出場した60試合で打率1割4分8厘に低迷し、強打を誇る後輩の大城にレギュラーを奪われた。昨季までの2年間は打率が1割に届かず、3年連続で2割を下回る結果となった。もちろん、小林も打撃面が最大の課題であることは百も承知だ。ファンの前で飛ばされたゲキにこう宣言し、場内は大きな拍手に包まれた。

「打ちます!」

 来季でプロ10年目を迎える。同学年では同僚の菅野や丸、中田が第一線で戦っている。来年6月には34歳となるが「どこかが痛いとか、ちょっと自分の中で落ちたとは特に感じていない。ただ時間だけが過ぎ、年齢だけを重ねてきている感じ」という。

 4年契約も来季で最終年。「もう後もないですし、必死にやるしかない。数字よりも与えられたところで、しっかり結果を出すしかない」。もう一度輝きを取り戻し、正捕手の座に返り咲けるか――。