カタールW杯で好パフォーマンスを発揮した日本代表MF三笘薫(25=ブライトン)に欧州ビッグクラブが熱視線を注いでいる。

 今大会はスーパーサブとして世界的強豪のドイツとスペイン撃破に尽力した。決勝トーナメント1回戦(5日=日本時間6日)のクロアチア戦こそPK戦で決められず涙を流したが、欧州各クラブが日本のドリブラーに注目している。英メディア「WE ARE BRIGHTON・COM」によると「多くのブライトンファンは最悪の事態が(来年)1月に来ることを予想している。ブライトンの選手はかつてないほど市場に出ている」とし、三笘らが各クラブのターゲットになっているという。

 三笘の評価額はW杯の活躍で高騰しているとみられ、ブライトンへ加入した際の移籍金300万ユーロ(約4億3000万円)から1000万ユーロ(約14億3000万円)と推定。欧州ビッグクラブからすれば破格の安値で〝お買い得商品〟といえる金額だ。

 実際、英メディア「LIVERPOOL・COM」は「まだ25歳であることを考えると、さらに高いレベルでスタープレーヤーになるための特長を持っている。三笘の才能はユルゲン・クロップ監督の下でプレーするのに適しており、近い将来アンフィールド(リバプールの本拠地)に誘い込む試みを行うべきである」と報じ、獲得を猛プッシュしていた。

 もちろん、リバプール以外のビッグクラブも虎視眈々と狙いを定めているとみられ、来年1月には争奪戦に発展する可能性もありそうだ。

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