新日本プロレス5日佐賀大会「ワールドタッグリーグ」公式戦で、グレート―O―カーン、アーロン・ヘナーレ(30)組がマーク・デイビス(33)、カイル・フレッチャー(23)の「オージー・オープン」との連合帝国同門対決で手ひどい4敗目を喫し、敗退が確定した。
出場10チームの中で明らかに見劣りするオーカーン組は、同リーグ戦史上に残る出場枠の無駄遣い。優勝争いに加わる可能性はおろか、注目の公式戦も目を引くシーンも「おっ」と思うコメントも皆無で、もはや存在価値を見いだすことすら困難な状況となっている。
すでに3敗と崖っぷちで迎えたこの日は、ユナイテッドエンパイアが誇る最強チームのオージー・オープンとの同門対決に臨んだ。もちろん仲間だからと言って手加減してもらえると思ったら大間違いだ。オーカーンに対する2人の顔には「あいつを素人とは考えない。赤木級のプレイヤーのつもりであたる」と書いてあった。
いざ試合が始まるとチームとしての完成度は段違いで、ヘナーレが捕まる苦しい展開。加えて4人の中で一枚も二枚も劣るオーカーンに、この状況を打破する力などあるわけがない。「なさけねェ。仲間一人助けられねェよ…」と絶望感に打ちひしがれるのも無理はなかった。
一矢報いたいオーカーン組は、フレッチャーに対して大空スバル式羊殺しフブキからマリンを決めるが、人気VTuberの名前を引用することありきで作られた合体技の威力など、たかが知れている。肝心要のインペリアルドロップは、オーカーンが鈍足すぎてデイビスにカットされてしまう。本当に、いざという時に役に立たない男だ。
その後は4者が入り乱れる激しい攻防が展開されたが、オーカーンが出てきた時だけどうにもテンポが悪くなるのはご愛敬。再度のインペリアルドロップはオーカーンの長ったらしいアピールが命取りとなって、またしても防がれてしまう。まとめてサンドイッチ式ラリアートで分断されると、最後はコリオリス(合体バスター)でヘナーレが沈められてしまった。
これで4敗目となったオーカーン組は開幕前から決まっていた敗退が改めて確定した。恵まれないパートナーに振り回され続けたヘナーレは、疲労困憊の様子。試合後のリング上ではオージー・オープンに対して「オレたちはもう飽きたんだ。お前らはまた別の敵を見つけ戦い続けるがいい」と呼びかけているかのようだった。
しかし、オーカーン本人には足を引っ張った自覚がないから、まったくタチが悪い。「余には、夢があるんだよ。ユナイテッドエンパイアを世界一のユニットにすることだ。このマニフェストだけは絶対に曲げねぇ。世の中の連中や、内藤(哲也)みたいに、世間に会社に、文句を言ってるだけじゃ叶わねぇ。こういうふうに、リングで示してやる。余について来い。間違いねぇから!」と、たわごとを連発。あまりに現実と乖離したコメントが続くと、そろそろ通報される危険性がありそうだ。
今年も醜態だけを晒し続けたオーカーンの姿は、さすがに来年のWTLで見ることはないだろう。ユナイテッドエンパイアを世界一のユニットにするマニフェストを叶える最も手っ取り早い方法は、オーカーンが去ることだと言っても過言ではない気がする。












