新日本プロレス5日の佐賀大会「ワールドタッグリーグ」公式戦で、棚橋弘至(46)、矢野通(44)の「トオルとヒロシ」がマイキー・ニコルス(37)、シェイン・ヘイスト(37)の「TMDK」下し4勝目をあげた。

 抜群のタッグワークを誇るTMDKに苦戦を強いられた。孤立してしまった棚橋は合体技タンクバスターを浴びると、マイキーのマイキーボムでマットに叩きつけられるなど窮地の連続。それでもTMDK必殺のサンダーバレー(合体バスター)だけは回避し決定打を許さない。

 1対2の戦況から敵軍の同士討ちを誘うと、矢野が2人まとめて急所攻撃。棚橋がマイキーにスリングブレイドを決めて分断に成功した。棚橋が場外のシェインにプランチャを決める間に、矢野はリング上のマイキーに鬼殺しを発射する。最後は棚橋がハイフライフローでマイキーを圧殺して3カウントを奪った。

 実に25年ぶりの開催となった佐賀・唐津大会に向け、自身も精力的にプロモーションを行ってきた。代名詞の「愛してま~す!」を叫んでリングを降りたかと思いきや、エアギターをやることを忘れていた棚橋は再びリングイン。矢野とともにエアギターパフォーマンスを敢行し、〝史上初めて〟1日2回目の「愛してま~す!」で締めくくった。

 3敗を死守して優勝戦線に生き残った棚橋は「調子出てきたな。試合の中でな。言ったらば、俺らは本番で磨いていくんだな」と矢野とともに手ごたえをアピール。一方で25年ぶりの唐津大会が盛況のうちに幕を閉じたことには「プロモーションに入って、その土地の人の協力と信頼を得て、楽しんでもらって…こういう(ふうに)大会を盛り上げてっていうのは、00年代に繰り返し繰り返しやってきたことだなって思って。コロナで苦しんだ分、レスラーはエネルギーたまってるんでね。状況の許す限りプロモーションに入って、プロレスを楽しんでもらって、いろいろな土地の方々を巻き込んで、協力してもらって、日本全体を元気にしていきます」と誓いを新たにしていた。