米国野球殿堂は4日(日本時間5日)に選考委員会による殿堂入り投票の結果を発表し、ブルージェイズやブレーブスで19年プレーし、通算493本塁打のフレッド・マグリフ氏(59)が満票(16票)で選出された。

 今回は主に1980年以降に活躍した元選手が対象で、メジャー最多762本塁打のバリー・ボンズ氏(58)や通算354勝のロジャー・クレメンス氏(60)、同216勝のカート・シリング氏(56)、通算569本塁打のラファエル・パルメイロ氏(58)、オールスター戦5度出場の強打者アルバート・ベル氏(56)、ヤンキースで主将を務めたドン・マッティングリー氏(61)、通算398本塁打のデール・マーフィー氏(66)の8人が候補となっていた。
 
 選出には選考委員16人中12人の得票が必要だった。現役時代に禁止薬物の使用疑惑が取り沙汰されたボンズ氏、クレメンス氏とも4票未満。両氏は全米野球記者協会(BBWA)の投票による選出でも資格最終年(10年目)の今年1月の発表で落選していた。

 差別的発言が問題視されたシリング氏は7票。現役時代に薬物疑惑が騒がれたパルメイロ氏も4票未満だった。

 BBWAに続いて選考委員会も「薬物疑惑」に厳しい判断を下した。