WWEの「サバイバー・シリーズ:ウォーゲームズ」(26日=日本時間27日、米マサチューセッツ州ボストン)の男子ウォーゲームズ戦は〝名誉兄弟〟サミ・ゼインのまさかの活躍で「ザ・ブラッドライン」が勝利した。
金網に囲まれた2つのリングで戦うウォーゲームズ戦。WWEユニバーサル王者ローマン・レインズ率いるブラッドライン(ジミー&ジェイ・ウーソ、ソロ・シコア、ゼイン)が、ブロウイング・ブルーツ(シェイマス、ブッチ、リッジ・ホランド)&ドリュー・マッキンタイア&ケビン・オーエンズの〝英愛加連合〟と、5対5のチーム対抗戦に臨んだ。
試合前にはレインズが、ゼインとその盟友オーエンズとの関係性を疑ったが、2人はハグして和解。両チームが交互に時間差入場するウォーゲームズ戦でゼインは、4人目としてリングインし、不仲のジェイとともにブッチ&ホランドに襲いかかった。名誉兄弟はジェイの危機も救い、徐々に連係を強めていった。
最後の10人目にレインズが入ると、5対5のにらみ合いから10人が入り乱れての白熱の攻防を展開。ジェイはブッチにスーパーキックを狙ったが、味方のゼインに誤爆し、ゼインは大の字にのびてしまった。
それでも、WWE統一タッグ王者のウーソズが合体攻撃で、ブラッドラインの優勢に。激闘でほとんどの選手が倒れて動けなくなる中、レインズはオーエンズとの一騎打ちになったが、ポップアップパワーボムからスタナーを決められた。絶対王者は完全にダウンしてカウント2まで入るも、復活したゼインがレフェリーを押さえつけ、カウント3を妨害した。
会場からは「サミ・ウーソ」のチャントが沸き起こり、ゼインは盟友オーエンズと向き合った。オーエンズがスキをつきスーパーキックを放ってきたジミーの足をキャッチしたところで、ゼインは右腕でローブロー一撃。続けてヘルヴァキックを放ってオーエンズをKOすると、もたれかかってきた〝元盟友〟の体をリングに放り投げた。最後はジェイがウーソスプラッシュを叩き込み、ゼインが見守る前でオーエンズから3カウントを奪った。
チームの勝利にも、試合後のゼインは複雑な表情を隠せない。それでもブラッドラインへの忠誠を守ったことで、レインズに続き、仲たがいしていたジェイとも熱いハグをかわした。5人そろって天を指さすパフォーマンスでもゼインが真ん中に位置したが、後方でダウンしたオーエンズを心配げに振り返るシーンもあった。
今大会の〝主役級〟の活躍を見せたゼインは、このままブラッドラインの主軸となるのか? それとも…。












