新日本プロレス&スターダムの合同興行「Historic X―over」(20日、東京・有明アリーナ)で、両団体のエースが華やかに躍動した。

 棚橋弘至(46)は林下詩美(24)と〝逸材タッグ〟を結成し、後藤洋央紀&舞華と対戦。棚橋と詩美が入場ゲートに現れると、場外の空気が一変した。華麗な入場で観衆を魅了すると、詩美がいつもは女性客にプレゼントする赤いバラを棚橋に手渡す。息の合った2人のコンビは試合でも魅せた。

 棚橋がロープ越しに舞華を抱えるや、詩美が鮮やかなドロップキック発射。棚橋は詩美のポーズまで披露した。さらに同性同士の攻撃しか認められない特別ルールだったが、エルボーで果敢に挑んできた舞華に棚橋は強烈な張り手をお見舞い。詩美も後藤にスリングブレイドを決めた。

 最後は詩美がハイジャックボムで舞華に勝利。前夜の大阪大会で王者・朱里からのワールド王座奪回に失敗したウサを晴らした。

 意気揚々と花道を引き揚げる逸材コンビは、退場時にも会場を沸かせた。ゲート付近で立ち止まると、棚橋と詩美はエアギターパフォーマンスで共演。棚橋が「すげえ、いい刺激をもらいました。目の前に広がる景色が常に新しくて、横に詩美選手がいる。こういうのがまた、プロレスを進化させてくれるんだと思う」とパートナーをねぎらうと、詩美も「3つのミックスドマッチがあったけど、その中でも林下詩美と棚橋弘至のイケメン逸材タッグが輝いていたんじゃないかなと思う」と笑顔をのぞかせた。

 さらに棚橋は「今日は男子対男子、女子対女子の戦いが基本になりましたけど、ルールを緩めていいじゃないかなと」と提案した上で「次、またあると信じて、また組みたいな」と希望。詩美も「ぜひ!」と即答し、リングでの再会を約束した。