一歩ずつ階段を駆け上がっている。フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第5戦NHK杯初日(18日、北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)、アイスダンスのリズムダンス(RD)が行われ、かなだい〟こと村元哉中(29)&高橋大輔(36=ともに関大KFSC)組は、75・10点をマークし、5位につけた。
会場中が〝かなだい〟の世界に魅了された。ラテンをテーマとしたアップテンポなリズムに合わせ、息の合ったステップやスピン、力強いリフトを披露すると、観客も拍手で応える。観客とともにひとつの演技をつくり上げた。演技後には2人で抱き合って喜びを表現。高橋は「公式練習からうまくいかないところがあったが、本番では集中できてうまくまとめられた」と安どの表情を浮かべた。
今季はGPシリーズ第1戦スケートアメリカで6位、先月末のデニステン・メモリアル・チャレンジでは優勝を果たした。その一方で、村元が「RDはリフトで確実にレベル4を取れるように修正し、ターンのエッジのクオリティーを集中的にやった」と話すように、試合ごとに課題をブラッシュアップ。「全体的にまとまってきて、今回はリフトが1番よかった。デニス・デンのときはまだちょっとバタついていた」と手応えを口にした。
19日のフリーダンス(FD)は、高橋がシングル時代に演じた「オペラ座の怪人」をセレクトしている。「(今大会に向けて)変更した部分がどう評価されるかが次に向けて大事。きっちり変化したところを見せたい」と決意を述べた高橋。あの感動を再び呼び起こすとはできるか。












