「熱男」との共闘が坂本勇人内野手(33)復活の大きな一助となりそうだ。
巨人は11日、ソフトバンクを退団した松田宣浩内野手(39)の獲得を正式に発表した。2010~20年にリーグ優勝6回、日本一7回に輝いた鷹の主軸として活躍。日本代表でもその打棒に加え、リーダーシップを発揮しチームを引っ張った。
そんななかチーム内からは「松田選手の加入は坂本にとってもっとも大きい」との声が上がった。2013年WBCで初の日本代表となった坂本はこれまで数多くの国際大会で松田と三遊間を組んできた。19年「プレミア12」では決勝・韓国戦でスタメンを外れた松田がベンチで誰よりも声を出す姿に感動。チームは見事、世界一を勝ち取った。
坂本は「(松田と)ロッカーも横だったけどずっとアレです。グラウンド出たらずっとあのテンション」と笑いながらも、「(巨人にも)1年間ああいう人がいてくれれば」と遠い目。当時は叶わぬ夢ながら、侍リーダーとのGでの共闘を熱望していた。
さらに21年の東京五輪では松田不在のなか、金メダルを獲得。稲葉監督の方針でキャプテンは置かず坂本に加え田中将(楽天)、大野雄(中日)、柳田(ソフトバンク)ら「複数リーダー制」で乗り切った。逆に言えばそれだけの重圧を松田が背負い続けたことになる。
通算301本塁打を誇る松田も今季は出場43試合、打率2割4厘、0本塁打と低迷。来季構想外となり9月に退団会見を行っていた。
思わぬ形で巡ってきた坂本と松田の再合体。キャプテン8年目の今季、坂本はケガによる3度の離脱もあり2008年のレギュラー奪取後、自己ワーストとなる出場83試合、87安打、5本塁打の成績に終わった。復活を期する坂本にとって〝頼れるリーダー〟松田の存在は最高のカンフル剤となりそうだ。












