J1の年間最優秀選手(MVP)に初選出された横浜MのDF岩田智輝(25)が、7日に都内で行われた表彰式「Jリーグアウォーズ」に出席し、愛する妻へ感謝の言葉を送った。

 今季は主にボランチ、センターバックで32試合に出場し、チームのリーグ制覇に大きく貢献しベストイレブンにも輝いた。岩田は表彰式で「マリノスにかかわる全ての方に感謝したい。プロのキャリアをJ3からスタートさせた僕がまさかMVP、そしてリーグ優勝するとは思っていなかった。今でも夢のようで、本当に頑張ってきてよかったと思うし、努力が報われたと思う」と神妙に語った。

 決して順風満帆ではなかったサッカー人生。それでも、一歩ずつ道を切り開いてきた。飛躍の裏には2020年に結婚した妻の存在も大きかったと明かす。「結婚してから今日まで、自分のやりたいことより、僕のサッカーのことを第一に考えてくれた妻。君なしでは、あなたなしでは、この賞を受賞することはできません。本当に幸せ者です」と謝辞を述べた上で「僕がこの賞を受賞するということは、妻であるあなたもMVPだと思う。おめでとう、そしてありがとう」と声をつまらせた。

 DFがMVPに輝いたのは06年の田中マルクス闘莉王(名古屋)以来、16年ぶり4人目の快挙となったが、岩田は「まだ夢の途中で、目標はある。まだまだ頑張りたい」と、さらなる飛躍を誓った。