今季リリーフで大ブレークしたソフトバンク・藤井皓哉投手(26)に先発転向プランが浮上した。藤本監督は「千賀の穴は大きい。まずは先発投手を考えないといけない。僕としては藤井を先発に使いたいと思っている」と明言。
「もともと独立リーグで先発をやっている。あのフォークがあって体力もある。ゆたっとしたところから154、155キロ出す。8回であれだけの投球ができて、先発でゲームを作ることも十分にできると思っている。これから相談していきたい」と描いている青写真の一端を披露した。
藤井は一昨季に広島を戦力外となり、昨季は独立リーグ・高知でプレーした苦労人だ。育成選手として入団し、開幕前に支配下に昇格すると、一気に台頭し勝利の方程式でフル回転した。55試合に登板して5勝1敗22ホールド3セーブと圧巻の成績を残した。
来季は先発陣の強化が課題となる。エースとしてチームを支えてきた千賀滉大投手(29)の海外FA権行使が決定的。千賀の穴をいかにして埋めるかがチームの最大のテーマとなる中で、かねて指揮官が「投手のMVP」と口にしてきた右腕が候補として指名された。
この日、指揮官から意志確認された藤井も力強く快諾をした。「最終的にはチームが決めることで、言われたところでやるのが大前提なんですけど、自分としてはチャレンジしていきたい思いがあります。早い段階から言っていただけるのは、すごくありがたい。意気に感じて、このオフしっかり過ごしていきたい」。
期待されるのは「ポスト千賀」の大役だ。NPB復帰1年目から圧巻の投球を見せた右腕が、さらなる高みを目指していく。












