厳しさは〝オレ流〟を超えるかもしれない。中日・立浪和義監督(53)が11月に控える沖縄・北谷での〝地獄キャンプ〟を予告している。

 少数精鋭なうえ、18日間で休日はわずか2回で6連勤あり。今季途中に育成から支配下となったレビーラ、ガルシアのキューバ勢も含まれており「野手は10人くらい、投手は11人か12人くらい。(キューバ勢も)今やっておけば損はしない。ただし、よほど意識してやらないと。毎日同じことの繰り返しなので」と指揮官は語気を強めた。

 全体練習は短めにし、選手によって取り組むメニューもさまざまだ。「時間もあるし、人数も少ないので打つほう、守るほうと人によって分けて徹底してやらせる。トレーニングしないといけない選手もいるが、みんな一緒ではなく、自分の課題に取り組ませるという練習方法。アップが終わっていきなり個別みたいになる」と言及した。

 ナゴヤ球場で行われ、選手数も多かった昨年とは大きく様変わりする。立浪監督は「しんどくなるはず。マンツーマンでコーチとできる。沖縄は暑いのでどこまでできるか。来年成長したと言えるように、追い込んでやろうということ」と妥協するつもりはない。

 かつて落合博満政権時代は「6勤1休」で「日没まで」の地獄キャンプで選手を鍛え上げ、2004年から8年間でリーグ優勝4回と日本一1回の常勝チームを築いた。その当時に「ミスタードラゴンズ」としてチームの精神的支柱となっていたのが立浪監督だ。長時間練習については「長くやって、実になるかというのはある。それぞれ課題は違うので」というスタンスながら「若い選手は一定期間、根詰めてやらせることも必要。投手であれば基本は下半身強化。それは絶対条件。メンタル面も強くなる」と信じている。

 今季は6年ぶりの最下位と屈辱を味わった。巻き返しを期す立浪監督はマジだ。