異例の叱咤激励だ。大相撲の大関正代(30=時津風)の昇進披露パーティーが23日、都内のホテルで開かれ、八角理事長(59=元横綱北勝海)や角界関係者ら約400人が出席した。
一昨年秋場所後に大関昇進を果たしたが、新型コロナ感染拡大の影響で開催が見送られ、ようやく実現。ただ、昇進後は不本意な成績が続き、先の秋場所は4勝11敗に終わった。九州場所(11月13日初日、福岡国際センター)は5度目のカド番となる。
八角理事長は、大関が江戸時代初期から存在する地位で明治中期まで最高位だった歴史を踏まえて「地位についた喜びと誇りを感じながら、同時にその責任感、緊張感を忘れずに持ってほしい」と強調。その上で「今の正代がその境地に達しているとは思えない。もっと自分自身を追い込み、厳しく稽古し、一生懸命土俵を務め、大関の地位の責任と緊張感、誇りを実感してほしい」と厳しい言葉を交えながら奮起を促した。
一方の正代は「皆さまから多大なご支援やご声援により今まで頑張ることができました」と感謝を述べつつ「先場所はふがいない結果に終わってしまいましたが、来場所九州出身力士として期待に応えられるように稽古に精進してまいります」と力強く語った。
看板力士として結果を求められる立場。正代自身が誰よりも物足りなさを感じているのは間違いない。ご当所で活躍する姿を見せることはできるか。











