大相撲の横綱照ノ富士(30=伊勢ヶ浜)が、〝綱の生きざま〟を見せつける。
16日は都内のホテルで横綱昇進披露パーティーを開き、角界関係者や後援会関係者ら約1100人が出席。昨年7月の名古屋場所後の昇進から1年以上、コロナの感染状況により開催できていなかったが、ようやく実現し「日本に来て12年間、頑張り続けてやっとここまで来ることができた。親方はじめおかみさん、部屋の仲間たち、どんな時でも応援してくれた方々の支えがあって、やっとここまで上がることができた」と、師匠の伊勢ヶ浜親方(元横綱旭富士)や出席者らに感謝を述べた。
先の秋場所は古傷であるヒザの状態が悪化して10日目に途中休場。手術を受ける可能性も浮上しているが、横綱は「今は言えない」と明言を避けた。また、九州場所(11月13日初日、福岡国際センター)の出場に関しても「そこは先生たちと親方と相談してどうしていくか考える」と話すにとどめた。
その一方で「ここで終わるわけにはいかない」と自らに言い聞かせるように語った。今年の目標に掲げていた2桁優勝はお預けとなったが「もちろん目指して頑張っていきたい」ときっぱり。優勝7回の横綱は万全の状態で本場所に復帰して〝大台〟に乗せるつもりだ。
「もっと高みを目指してお相撲さんというのはどういう仕事なのか、横綱としてどう生きていくかをこれからも勉強して頑張っていきたい」。序二段からV字復活を果たし、番付の頂点まで駆け上がった横綱が土俵で威厳を示していく。












