大相撲の横綱照ノ富士(30=伊勢ヶ浜)の昇進披露パーティーが16日、都内のホテルで開かれ、八角理事長(元横綱北勝海)や角界関係者、後援会関係者、柔道男子73キロ級で五輪2連覇の大野将平、サイバーエージェントの藤田晋社長、西村稔経産相ら約1100人が出席した。
たび重なるヒザのケガや内臓疾患などで一時は序二段まで転落しながらも横綱まで駆け上がった照ノ富士。昨年7月の名古屋場所後の昇進から、コロナ禍のため1年以上開催できなかったが、ようやく実現した披露パーティーに八角理事長は「不屈の精神で復活を成し遂げ見事横綱まで上り詰めた。強い精神力とたゆまない努力が照ノ富士の一番の強み。これからも横綱として長く力士らを引っ張ってほしい」と祝辞を述べた。
横綱は先の秋場所で古傷であるヒザの状態が悪化して10日目に途中休場。横綱審議委員会(横審)の杉田亮毅委員は「協会側にも伝えているが、横綱の治療を十分にやらせてほしい。徹底的に日本の最高の医術で横綱をよみがえらせてほしい。早くしないと横審がまた文句言うんじゃないかと、そんなことは一切考える必要はない」と、時間をかけても万全の状態での復帰を願った。
師匠の伊勢ヶ浜親方(元横綱旭富士)は「血のにじむような努力で昇進することができた。これは師匠である私にとって今後経験することのない奇跡のような喜び。ここまで来れたのもみなさんのおかげ」と感謝。そのうえで「ケガをしてもここまで頑張れるというのは多くの力士にとって励ましになったと思う。これからもヒザのケガと戦いながら横綱としての重責を担い、大相撲発展のために務めていく」と語った。











