大相撲名古屋場所千秋楽(26日、愛知・IGアリーナ)、関脇安青錦(22=安治川)が3場所ぶり3度目のVを果たし、ウクライナ特殊作戦軍(SSO)から祝電が寄せられた。

 8日目に左足親指を負傷した安青錦だったが、11日目に10勝目を挙げて1場所での大関返り咲きを決めた。そして千秋楽の本割で関脇熱海富士(伊勢ヶ浜)に3敗目を喫したが、優勝決定巴戦で大関霧島(音羽山)と熱海富士を撃破した。

 母国でも多くのメディアが安青錦の復活優勝を報じる中、「ルブリカ」は「ケガを抱えながらも…ウクライナ出身の安青錦が日本で3度目の天皇杯を獲得」と伝えた。

 ウクライナでは、2022年から始まったロシアによる軍事侵攻が依然として続く。

 同メディアによると安青錦の快挙達成を受け、SSOも次のように祝福のメッセージを寄せた。「相撲と特殊作戦は、一見するとかけ離れた世界に思える。しかし、その根底にある哲学は同じだ。意志の強さ、規律、そして不利な状況でも最後まで戦い抜く覚悟。戦士の魂は土俵でもリングでも戦場でも変わらない。ウクライナ特殊作戦軍はダニーロ(安青錦)の偉業を祝福する。君は戦士として戦い、戦士として勝利した」

 日本での安青錦の活躍に、戦渦の母国でも関心が集まっている。