大相撲の横綱照ノ富士(30=伊勢ヶ浜)が古傷の両ヒザを手術していたことが22日、分かった。部屋関係者が明らかにした。

 関係者によると、照ノ富士は18日に千葉県内の病院で「右膝外側膝蓋(しつがい)支帯切離軟骨片クリーニング」「左膝骨棘(こつきょく)切除クリーニング」を受けたという。手術は成功し、すでに退院。来週からリハビリを開始して今月末に抜糸を予定している。

 照ノ富士は、両ヒザの状態が悪化して秋場所10日目に途中休場。また、この日から秋巡業を休場した。九州場所(11月13日初日、福岡国際センター)の出場は絶望的な状況だが、関係者は「横綱はもう一度頑張れると前向きに話していた。リハビリも医師やトレーナーと相談しながら着実にやっていくと。復帰に向けて頑張っていきますと意欲的だった」と証言する。

 16日に開かれた横綱昇進披露パーティーでは、横綱審議委員会(横審)の杉田亮毅委員が「(横綱に)治療を十分にやらせてほしい。徹底的に日本の最高の医術で横綱をよみがえらせてほしい。早くしないと横審がまた文句言うんじゃないかと、そんなことは一切考える必要はない」と、時間をかけても万全の状態で復帰することを願っていた。