日本代表の森保一監督(54)が、16日に日産スタジアムで開催された天皇杯決勝を視察。11月開幕のカタールW杯へ向けて自信をみなぎらせた。

 試合はJ2甲府がJ1広島に1―1からの延長PK戦で5―4と勝利。次々とJ1の強豪を破って悲願のビッグタイトルをつかみ〝史上最大の下克上〟を果たした。

 視察を終えた森保監督は「J1、J2、アマチュアも関係なく争える天皇杯ならでは(の結果)。甲府は吉田監督をはじめ、一発勝負に準備をしての優勝で素晴らしかった。今の両チームの立場ならジャイアントキリングになるが、サッカーには絶対はあり得ないということを示した試合だ」とJ2甲府の奇跡の快進撃を称えた。

 そして、甲府の躍進を目前に迫るW杯の大舞台で森保ジャパンが〝再現〟する覚悟だ。

 1次リーグE組では優勝候補のドイツやスペインと対戦するため、苦戦が予想されているが「われわれにとっても、J1、J2ということではないが、FIFA(国際サッカー連盟)ランキングでいえばわれわれより上のチームと当たるW杯に向けても、絶対はないということを改めて示した」。チームの仕上がりについて9月の代表戦を振り返り「いい守備からいい攻撃にということで、いい共有ができた」と自信を深めており、世界を驚かせる準備は着々と進んでいるようだ。