ドイツ1部マインツの日本代表MF佐野海舟(25)が24日、羽田空港で取材に応じ、今夏の移籍について語った。

 北中米W杯の戦いを終え、日本でオフを過ごした佐野は、8月に開幕する新シーズンへ向け、この日ドイツへ出発。昨季はリーグ戦全34試合にフル出場し、W杯でも日本の主力選手として躍動したMFは、現在多数のクラブの関心を集めており、ステップアップの可能性も報じられている。

 本人は「自分だけでコントロールできない部分もある」としつつも、「個人の力を上げることが(日本代表の)一番の力になる。トップレベルの選手たちと日常的にやっていかないといけない」と力をこめる。

 具体的な移籍先の希望を問われた佐野は「(欧州)チャンピオンズリーグに出られるチームだったり、上のチームに行きたいと思っている。(イングランド)プレミアリーグは今一番注目されているリーグではあるので、将来的にはそういったレベルが高いところでプレーしたい」と答えた。

 一方で「今いるチームでもまだまだプラスにできる部分はあると思う。そこは日々やっていきながら成長したい。とりあえずキャンプに合流してそこでスタートから良いプレーができるように頑張りたい」と意気込んだ。

 移籍が目的ではなく、その先に目指す選手像がある。「ブラジル戦で得点はしたが、結局チームの勝利には貢献できなかった。チームを助けられる存在というか、苦しい場面で状況を動かせる選手になりたい」。大舞台で悔しさを味わった25歳は「自分にできることにしっかりフォーカスを置いて、また1日ずつ積み重ねてやっていく」と決意を口にした。