西武はソフトバンクに2―8と連敗し、CSファーストステージ敗退が決まった9日の試合後、辻発彦監督(63)の退任を発表した。後任には松井稼頭央ヘッドコーチ(46)の就任が決定的となっている。
退任会見の中で辻監督は現主将・源田壮亮内野手(29)との巡り合わせに感謝の言葉を並べた。
指揮官は「ここまでできたのは、菊池であったり、浅村であったり、抜けはしましたけど、たくさんいい選手に巡り会えたこと」と今は大リーグ、ブルージェイズに所属する元エース・菊池雄星投手、現楽天の浅村栄斗内野手への感謝も口にしながらこう続けた。
「やっぱり(自分の就任時に)ドラフトで入って来た源田の存在が一番大きかった気がします。あの子がいなかったら(2018、19年の)優勝はなかった気がします。ライオンズを立て直すには、ショートで一番の選手が加わらなきゃと思っていた所に源田が来たりして。1年目から本当に守りだけでも十分に貢献してくれた。もちろん、森友哉や山川といったみんながそうなんですけど、やりたい野球は源田がいなかったらできなかった」
16年の12球団ワースト101失策の改善を求められ、17年から監督に就任した辻監督にとっては、運命的な名手との巡り合わせだった。
編成的な状況から目指した守備型のチームではなく、超攻撃型のチームとして18、19年のパ・リーグ制覇を成し遂げたが、指揮官がこだわったセンターラインの要のポジションに源田がいてくれたおかげで、救われた試合は数え切れなかった。












