フィギュアスケート女子で北京五輪銅メダル&世界選手権金メダルの坂本花織(22=シスメックス)は、さすがの勝負強さを見せつけた。

 日本、北米、欧州の3地域対抗戦として男女混合チームでフリーの合計点を競うジャパンオープン(8日、さいたまスーパーアリーナ)に出場した坂本は、7日の前日練習後に「(調子が)戻りきったかと言われるとまだわからない」と不安を口にしていたが、フタを開けてみれば、ほぼノーミスの演技を披露。女子1位の146・66点をマークし、日本の優勝に大きく貢献した。

 今季2戦目で早くも世界女王の風格を漂わせた坂本。「今回この演技ができたのは奇跡。練習からはああいう演技は全くできていなかった」と苦笑いを浮かべながらも「しっかり集中してやればここまで出来るんだという発見ができた。今後の練習でも集中してやれば、ノーミスができるんだといういいきっかけになった。徐々に自己ベストに近づけていけるようにしていきたい」と決意を述べた。

 来年3月には、今大会と同じ会場で世界選手権が開催される。「1試合1試合、1個前の自分に勝てるようにもっともっとレベルアップして、4年ぶり(2019年大会)の埼玉での世界選手権に出られるように頑張りたい」。自国開催での大一番に向けて、順調なスタートを切った。