柔道五輪2連覇の斉藤仁さん(故人)の次男で男子100キロ超級の斉藤立(20=国士舘大)は、仲間たちから大きな刺激を受けている。

 世界選手権(6~13日、タシケント)を前に、6日には報道陣の取材にオンラインで対応。「やることをやってきたので、自信を持って自分の柔道をしていくだけ。自分の柔道を十二分に出せるような状態にギリギリ持っていけたので、間に合ったのかなと思う」と手応えを口にした。

 1、2日に行われた全日本学生体重別選手権では、男子90キロ級、男子100キロ級、男子100キロ超級で国士舘大勢が優勝。「自分は応援に行けなかったけど、ライブで見ていて、声がかれるぐらいまで応援をした。あんなに刺激をもらった日はないというか、心の底からうれしい」と振り返った上で「今度は自分の番という気持ちもより一層強くなった。流れをつくってくれたので、自分も流れを崩さずにしっかりと勝ち切りたい」と自らを奮い立たせた。

 世界一に向けて「一発目から勝負だなと思っている。どこを勝ち上がっても楽な試合は絶対にないと思うので、しっかりと自分の柔道を貫いて出し切りたい」と意気込む斉藤。己の柔道でライバルたちをなぎ倒す覚悟だ。