中日が10月20日のドラフト会議で日本航空石川の内藤鵬(ほう)内野手(3年)を上位指名する可能性が浮上した。

 内藤は地元名古屋出身で身長180センチ、体重100キロと恵まれた体格で高校通算53本塁打、スイングスピード160キロオーバーを誇る右のスラッガーだ。三塁手として1年秋から4番を務め、2年秋から主将を任されるなどキャプテンシーもある。

 そんな内藤の打棒にほれ込んでいるのが、立浪和義監督(53)だ。ドラフト本番に向けて、自宅ではユーチューブなどでドラフト候補生たちの投球や打席などの映像をチェック。すると、圧倒的なパワーで場外弾を放つ、右の長距離砲に度肝を抜かれた。「あの子は近い将来、すごくなる可能性を秘めている。守備はあまり良くないとか、足はそんなに速くないとかは(スカウト陣から)聞いているが、打撃自体は楽しみなものを持っているのでは」と目を細めている。

 立浪監督は「長打とかホームラン打つというのは、教えてとかの問題ではない。遠くに飛ばすというのは才能」と話しており、内藤は指揮官の望む逸材にピッタリ。指名して入団すれば、右の大砲候補として竜の未来を明るく照らす存在となりそうだ。