イングランド・プレミアリーグで〝カンフーキック〟がさく裂――。この手のプレーは中国人選手の専売特許と思いきや、マンチェスターシ・ティーのイングランド代表MFジャック・グリーリッシュ(27)が、3―0で勝利した17日のウルバーハンプトン戦で被害に遭った。

 0―2の前半33分、グリーリッシュが左サイドでボールを受けたところ、マッチアップしたアイルランド代表DFネイサン・コリンズ(21)から飛び蹴りのよう形で腹部にスパイク裏を打ち込まれてしまった。

 そのままグリーリッシュが苦悶の表情でピッチに倒れ込み、コリンズは一発レッドで退場処分となった。グリーリッシュがユニホームをめくって腹部を確認したところ、血がにじんでいるようにみえるほどの衝撃だったが、コリンズは故意を否定したアピールを行い、納得のいかない表情でピッチを退いた。

 英紙「サン」は「ネイサン・コリンズが、ジャック・グリーリッシュの腹にカンフーキックでレッドカード」と伝え、「ここ数年で最悪のレッドカードだ」「面白いのは、彼がレッドカードについて不平を言っていたことだ」といったネット上の声も紹介した。

 幸い大事には至らなかったが、かなり危険なプレー。同紙は「コリンズが、(グリーリッシュの)わずか数インチ下に当てていたら、もっとひどいものだったかもしれない」と〝急所〟直撃の可能性を指摘した。