ソフトバンクのジュリスベル・グラシアル内野手(36)が18日、打撃不振による再調整のため出場選手登録を抹消された。

 グラシアルは開幕から主軸を担い、新型コロナ感染や座骨痛による離脱もある中でここまで打率2割7分2厘、7本塁打、29打点の成績を残していた。シーズン序盤は4番に固定されたが、夏場以降に打撃低迷。月間打率は8月が2割1分1厘、9月が1割8分8厘と不振を極めた。12日の西武戦(ペイペイ)を最後にスタメンから外れ、前日のオリックス戦(京セラ)では8回に代打で登場するも、相手エース・山本由伸の前に見逃し三振に倒れていた。

 藤本監督は降格理由について「本人も『こんな長いスランプは初めて』と言っていた。リフレッシュで」と説明。その上で「悩んで悩んで打席に行っても結局結果は出ない。(今回の措置は)期待しているからやからね。本人も『分かった。ありがとう』と言うてくれた」と真面目すぎるキューバ砲の内面的な弱点を指摘しつつ、早期復調を願った。

 指揮官は「ジュリのおかげで勝ってきた」と認めるように、前半戦の功労者を一軍で辛抱強く見守ってきた。「昨日(17日)山本由伸を打って変わってくれたらと思ったけど。このまま置いておいて代打とか打てないと余計にね…」と苦しい胸の内を明かした。それでも変わらぬ信頼を寄せ「(本人が)10日間で上がってくると言うてくれてるんでね。それは期待して10日後、待ってます!」と熱いメッセージを改めて送った。