イングランド・プレミアリーグの強豪チェルシーで新たなオーナーとなった米国の大富豪トッド・ボーリー氏が、各国の強豪クラブの買収に乗り出している。

 ボーリー氏はアブラモビッチ氏からチェルシーを引き継いだ後、今季は開幕早々に名将トーマス・トゥヘル氏を電撃解任するなどらつ腕を振るっている。

 最近はプレミアリーグのオールスター戦開催を主張するなど存在感を強めているが、さらなる大きな野望があるようだ。

 英紙「イブニングスタンダード」は「チェルシーはシティーフットボールグループやレッドブルのように一つのサッカーグループを形成したい」と報じた。

 シティーグループはマンチェスター・シティー(イングランド)を筆頭に世界中でクラブを保有しており、日本でも横浜Mが傘下になっていることで知られる。レッドブルもライプチヒ(ドイツ)やザルツブルク(オーストリア)など強豪クラブを運営し、ともにサッカー界で一大勢力を築き上げている。ボーリー氏もチェルシーを始めとしてそれらに匹敵する〝帝国〟を目指しているのだ。

 水面下で計画を動き出しており「ボーリーはブラジルのサントスに近づいたが、彼らには関心がないと言われた。それ以外にもチェルシーは他のブラジルクラブや、ポルトガル、ベルギーのクラブと今後接触する予定だ」と同紙は指摘した。

 チェルシー王国は実現するのか。豊富な資金力にものをいわせて爆買いが始まりそうだ。