巨人の原辰徳監督(63)が30日に、7月1日から行われる広島戦(マツダ)に向けて〝鯉狩りのキーマン〟を指名した。
首位ヤクルトとのゲーム差12・5を追う2位の巨人。逆転優勝に向けて負けられない戦いが続く中で、背後には広島が2・5ゲーム差まで詰め寄ってきている。
この日広島入りした原監督は「まあまあ熱い戦いをせないかんよ。カッカして」と、連日の酷暑にも負けない闘志あふれる試合にすることを決意。その中でもキーマンとなるのは若き切り込み隊長・増田陸内野手(22)だ。
6月24日のヤクルト戦(神宮)から5試合連続安打を放っており、そのガッツあふれるプレーも魅力。29日の中日戦(郡山)で死球を受けた際にはマウンドに向けて詰め寄るそぶりを見せると、その後も痛みに耐えてプレーを続行した。
その闘争心に指揮官も脱帽。「彼は純粋に野球をしている。邪念なく。そこは我が軍にもベテラン選手はたくさんいるけど、勉強するところもあるだろうし、陸にはあと何十年現役でやるか分からないけど、あの気持ちを持ち続けてほしいね。ケンカにいってるわけじゃないんだ。自然にそういう、勝負に、戦いに集中している」
一時はケガで育成落ちも経験した4年目のホープ。「もう今年ダメだったら僕の野球人生終わるんじゃないかなって、それぐらいの気持ちで今年絶対にやってやるって感じでもがいています」とハングリー精神旺盛な増田陸が、指揮官の期待を背負ってチームを引っ張っていく。












