新任監督が痛感した「鷹の課題」とは――。2位ソフトバンクは1日のロッテ戦(ペイペイ)に0―7で敗戦。26イニング連続無得点、2試合連続の零封負けで同一カード3連敗となった。
なかなかベストメンバーがそろわず安定した戦いが難しいシーズンで、ここまで首位争いを演じている藤本ホークス。だが、チーム内外で「勝負弱さ」を指摘する声は多い。勝負の9月に入り、残りは26試合。V奪回に必要なもの、ここまでの戦いで見えた課題は何か。
藤本博史監督(58)はこう見ている。「ウチはチーム打撃が下手すぎる。エンドラン、バント、右打ち…走者を進めるチーム打撃がね。やっぱり、それが当たり前にできて強いチームだと思う」。数年前までのように強力な持ち駒が複数そろっているわけではない。「今までみたいに打って打ってで点が取れるチームじゃなくなっているわけだから。適材適所でバント、エンドラン、右打ちがうまくならないといけない選手がいる。それがしっかりできることが大事」。チーム打撃の精度向上を最優先課題に挙げた上で、それを常勝再建の近道と位置づけた。
世代交代を進める上でのポイントでもある。「プロに入ってくる人間は、アマチュアで4番を打ってる選手が多い。アマでバント、エンドラン、右打ちなんかやってない。でも、プロになったらやるわけ。それができないとやっぱり一軍のレギュラーは難しい。そこで信頼関係ができるわけだから」。しっかり「足場」を固めてから、そこからのプラスアルファで一流に近づくことを、藤本監督は選手らに訴えている。












