エンゼルスの大谷翔平投手(28)は19日(日本時間20日)のドジャー・スタジアムで行われた第92回オールスター戦に「1番・DH」で先発出場し、初回に「初球、フルスイング、それだけ!」と英語で宣言して打席に入り、先発したドジャースの左腕カーショーの初球、外角直球をフルスイング。バットを折りながら中前に運び、大歓声を浴びた。直後に球宴では2008年以来、14年ぶりのけん制死。スタンド、両軍ベンチは笑いに包まれた。
3回の第2打席はパドレスの右腕マスグローブから四球を選び、2打席とも出塁した。4回に同点2ランを放ち、MVPに輝いたヤンキースの主砲スタントンに負けない存在感だった。
そんな大谷を球宴に足を運んだレジェンドたちも大絶賛している。レッドソックスなどで通算541本塁打、今年1月に資格1年目で米野球殿堂入りした「ビッグ・パピ」の愛称で親しまれるデービッド・オルティス氏(46)もその一人だ。
「大谷はサムシング・エルス(この世の物でない何か)。彼はとにかくスペシャルな何かであり、今後一生見ることができないかもしれない。彼のプレーを見るたびに本当にエキサイトするよ」
今季のア・リーグMVP予想については「彼と(ヤンキースの)アーロン・ジャッジのどちらかだよね。アーロンも素晴らしいシーズンを過ごしているし…」と口にすると、しばらく悩んでから「選べない。後半戦の様子を見よう。楽しみだね」と先送りした。
一方、2年連続で大谷がMVPと断言したのはヤンキースなどで通算251勝を挙げたC・C・サバシア氏(42)だ。
「ジャッジと大谷のどちらかだけど、僕は大谷にあげるね。彼は投手としてなおも成長を続けている。彼が打者としてできることは知っているから、彼に毎年MVPをあげないことの方が僕には難しい」
熱烈な大谷ファンとして知られる同氏だが、それが理由ではない。「(投手として)どんどん良くなっている。投手として向上しているのはとても感心するよ。(オールスターの先発はなかったが)彼にも休養は必要だからね」
1918年のベーブ・ルース以来、104年ぶりの「2桁勝利&2桁本塁打」にあと1勝としている大谷は後半戦初戦の22日(同23日)の敵地ブレーブス戦に登板予定。いきなりの偉業達成に期待だ。











