昨季、最優秀防御率と最多奪三振の2冠に輝いた竜のエース右腕がまさかの背信投球だ。中日・柳裕也投手(28)が16日の広島戦(マツダ)で明大の3年後輩・森下と投げ合ったが、試合をつくれず自己ワーストの9敗目を喫した。
立ち上がりから制御不能に陥った。いきなり初回に先頭・堂林から初球を左翼席へ突き刺されて先制弾を浴びると、2回には会沢の適時二塁打、8番・矢野にプロ初アーチとなる2ランを献上し、序盤だけで4点を失った。さらに5回は先頭の堂林にまたも7号ソロを打たれ、結局、6回9安打5失点で降板した。
昨季は防御離2・20を誇り初タイトルを獲得した右腕だが、これで3・65まで悪化。「毎回、同じようなピッチングでチームに迷惑をかけています。いつまでもチャンスがあるわけではないと感じているので、何としても、結果を残せるように頑張ります」と悔しがった。
この日は計3被弾と、これで被本塁打はリーグワーストの15となり一発病が深刻だ。立浪監督は「ヨーイドンで初球ホームランというのは防がなければいけないし、防げたと思う。柳が一番反省していると思うが、次にこういうことがないように」とチクリ。
その上で「(8月2日のヤクルト戦)神宮でも山田に初球ストレート、真っすぐに強いバッターに対して甘くいってしまう。真っすぐでも別にいいが、内角にボール気味に入るとか、外にしっかり低めに放るとか、いろいろ選択肢はあるわけだし。あとカーブが開幕当初はもう少し抜けが良かったが、真っすぐを待っていても結構、対応されている。その辺も次回、しっかり考えて」と苦言を呈した。












