中日・柳裕也投手(28)が、打球直撃のアクシデントにも気迫の投球で今季8勝目をマークした。
28日の阪神戦(バンテリン)に中11日で登板し、6回4安打無失点の粘投を見せたが、根性で痛みを乗り越え、9日の巨人戦以来、約3週間ぶりに白星をつかんだ。
4回に先頭の佐藤輝に中前打を許すと、続く大山の痛烈なライナーが右ヒザ付近に直撃。苦悶の表情を浮かべてベンチにいったん下がったが、治療を受けると続投を志願して再びマウンドに上がった。無死一、二塁のピンチも気迫で三者連続三振で切り抜けると、そのまま6回までゼロを並べ続けた。
お立ち台で柳は「痛いふりです。皆さんも見ていて分かったと思うが、足に当たった方が調子が良くなった」と冗談を言いつつも「不甲斐ない投球が続いて抹消になったので、その分かける思いは強かった。絶対にゼロで抑えてとずっと思っていた」と振り返った。
立浪監督は「今日は全体的に見てよく粘った。勝つことでまた気分的なものもずいぶん変わってくると思う。久しぶりに空いた登板だったが、本人が『気合で行きます!』って言ってサポーターを巻いていった。投げた感じでいけると本人が判断したので行かせたが、打撲から肉離れとかもあるので、6回で代えたが、6回までよく投げてくれた」と目を細める。
その上で指揮官は「簡単に粘れずに初回とかにポンポンとやられるケースがずっと続いていたが、そこは相当意識しながら、立ち上がりをゼロで抑えて帰って来てくれた。今日はいいスタートが切れたので、さらに良くなるように期待をしている」と竜のエース右腕の完全復活に期待を寄せた。












