ソフトバンクが13日のオリックス戦(ペイペイ)に4―2で快勝。連敗を5でストップさせた。

 初回、大仕事を果たしたのが6番に抜擢された野村大樹内野手(21)だ。相手の2失策も絡み二死満塁の場面。宮城のカーブをセンターにはじき返した。2点の先制に成功。連敗中のチームにとって大きな一打だった。

 チャンスでの勝負強さは折り紙付き。昨季は6月にファームで得点圏打率7割6分9厘をマークして月間MVPに選ばれたほど。一軍でも打率1割7分6厘だったが、得点圏では5打数2安打3打点だった。今季の目標も「得点圏打率4割」だ。

 現役時代に勝負強い打撃を見せてきた藤本監督も、かねて「野村は勝負強いからね」と評価してきた。その要因については「チャンスほど回ってこいと思うのか、打てなかったらどうしようと思うのか。そこの差じゃないか。僕はいつも回ってこいと思ってたからね」と分析。まだ21歳の若手ながら、三軍、二軍監督時代の秘蔵っ子でもある野村大の〝代打の神様プラン〟を挙げたこともあったほど。

 実際、野村大も今季初の本拠地でのスタメン出場ながら〝おいしい場面〟と感じていたという。「チャンスだったので自分の持ち味である勝負強い打撃を見せてやろうと思って打席に入りました。相手がミスをしていたので、付けこんで点を取れればチームも乗りと思っていた。打ててよかったです」と胸を張った。

 2回、4回にはリチャードが2打席連続アーチ。腰の違和感で途中交代となったのは気がかりなところだが、自慢のパワーを見せつけた。昨季ファームでクリーンアップを組んでいた藤本チルドレンがチームを救った。