元中日監督で評論家の落合博満氏(68)が〝守り勝つ野球〟の重要性を改めて強調した。

 9日にBSテレビ東京で中継された中日―巨人戦(バンテリン)で、落合氏は就任1年目の立浪和義監督(52)が指揮を執る試合を初解説。リーグ最少得点(291)で最下位に低迷している中日について「点数取れなかったら守り切るしかない。それがイマイチできていない。どうやって(守護神の)R・マルティネスにつないでいくか。ナゴヤドームはナゴヤドームの戦い方ってあるんですよ。それがビジターとちょっと違うところ」と指摘した。

 さらに1―1だった3回二死一塁の守備で先発の柳がポランコに一塁線を破られる二塁打を浴びると、一走者の丸に一気に本塁への生還を許した。この勝ち越し打についても落合氏は「昔のナゴヤドームって一塁線、三塁線を抜かれて一塁走者が還ってくるというシフトは敷いてなかった。それが最近、還って来れるようになっている」と守備体形についても苦言を呈した。

 落合氏は2011年にはチーム打率2割2分8厘、419得点といずれもリーグワーストの成績ながら中日を球団史上初の連覇に導いた。それだけに「(チーム打率は)2割2分ですよ。投手には(打線が)1点も取れなかったら1点もやるなと(言っていた)。6回が終わって0―0なら絶対に勝てると思っていた」と豪語する。

 球団OBは「確かに今年の中日も〝打てない、打てない〟と言われているけど、連覇した落合監督時代ほどではない。あれだけ打てなくても優勝した落合監督時代の守り勝つ野球から学ぶことは多いのでは」と進言するが、立浪竜はオレ流を参考にするか注目だ。