フィギュアスケート女子で北京五輪団体銅メダルに貢献した樋口新葉(21=明大)は、焦らずに歩みを進めていく。

 北京五輪後に判明した右すねの疲労骨折はすでに完治。全日本合宿(9日、長野・軽井沢風越公園アイスアリーナ)に参加したが、氷上で滑り始めたのは6月後半から。「なかなかジャンプが戻らない」と苦笑いを浮かべながらも「焦ってもあれなので、間に合うようにマイペースな感じでやっていきたい」と悲観する様子は見られない。

 今季は新しいジャンプに挑戦せず、全体の質を高めていくと明言。「自分ができていたことを伸ばすような形でさらに上を目指していけたらいい」と語った上で「去年の自分を超えたい。今までできたことを質のいいものに変えて、全日本選手権(12月21~25日、大阪・東和薬品ラクタブドーム)で優勝したい」と目標を定めた。

 今後については「うまくアイスショーとかを使って感覚を戻していきたい。夏の試合は間に合わないので、秋のブロック大会から出られたら」。マイペースで練習を積み、まずは日本の頂を奪いに行く。