元プロ野球選手の清原和博氏(54)が17日、東海ラジオ「ガッツナイター」で中継された中日―巨人のゲスト解説として、バンテリンドームを訪れた。

 PL学園で2年後輩だった中日・立浪和義監督(52)には、これまで試合前は激励のあいさつに訪れていたが、この日はスルー。実は今季は清原氏が観戦した中日戦は2戦2敗だったため、試合前は「会えないですよ。僕が来て全敗ですよ。マジで。さっき権藤(博)さんにお会いしたら『俺は全勝だよ』と言ってましたけど、僕は全敗でしょ。もう呼んでくれなくなりますよ。やっぱり申し訳ない」とこぼし、立浪監督と顔を合わせづらかったようだ。

 しかし、この日は3度目の正直で2―0と完封勝利で、連敗を6で止めた。先発・大野雄が8回3安打無失点の好投で今季4勝目をマークすれば、阿部が8回に均衡を破る2点適時打を放ち、これが決勝点となった。

 清原氏は「本当にうれしいですね。リーグ戦再開でのジャイアンツ戦で(先発の)菅野投手を相手に勝ったというのは、チームに取って何よりも栄養になるし、自信にもなる。本当に良かったと思う」とニンマリ。さらに「大野投手が頑張ったし、僕のイチ押しの阿部選手も、ああいう場面で初球からヒットを打った。彼のバッティングスタイルが好きなので」と投打のヒーローに目を細めた。

 試合終了後、放送席の清原氏に向かって帽子を取った立浪監督も「渋い勝ち方ですけど、勝ったところ見ていただけて良かった。放送席にごあいさつしておきました。また明日、頑張ります」と先輩の目の前での初勝利を届けて安堵の表情を見せていた。