国内女子ツアー「ニチレイレディス」初日(17日、千葉・袖ヶ浦CC新袖C=パー72)、ルーキーの佐藤心結(みゆ=18、ニトリ)が1イーグル、7バーディー、1ボギーの自己ベスト64で回り、8アンダーで首位発進した。

 インスタートの前半に1つ伸ばして迎えた後半に大爆発した。1番パー5で2オンに成功させ、5メートルを入れてイーグルを奪取すると、2番で12メートルを沈める。さらに4つのバーディーを決めて後半は29のビッグスコア。「ゾーンに入るって、こういうことなんだなっていうのを感じました。今までにない感覚というか、ここまでゾーンに入れたのは初めてです」と振り返った。

 アマチュアとして出場した昨年10月の「スタンレーレディス」で優勝した渋野日向子(サントリー)らとともにプレーオフを戦って注目を集めた。同11月のプロテストに一発合格し、最終予選会も11位で突破して今季前半戦の出場権を確保。しかし、ルーキーシーズンは4月2週の試合から7戦連続予選落ちを経験した。「落ち込み過ぎて、おいしいご飯を食べているはずなのに、おいしく感じなかった」と振り返る。

 ただ7戦目の予選落ちとなった先月の「ブリヂストンレディス」で兆しが見えた。「初日につまずいて予選は通らなかったけど、2日目にアンダーが出て自信になった。そこからよくなってきた感じですね」。その「ブリヂストン」開幕前に、ほかの若手プロとともに宮里藍の話を聞く機会があったこともプラスとなった。

「『魔法はないよ』って言葉がすごく印象に残っている。自分が悩んでいることを話して、すごく丁寧に助言をいただけのは大きかった」

 そこから3試合連続で予選を突破しており、この日の好スコアにつなげた。残る2日間に向けて「たくさんバーディーを取っていけるように頑張りたい」と意気込んだ。