自民党の岸田文雄首相(64)は13日、党本部で今夏の参院選比例区に国連(国際連合)元職員のえりアルフィヤ氏(33)を公認候補者として発表した。

 アルフィヤ氏は、福岡県北九州市に生まれた。ウイグル出身の両親をもち、小学5年生から父親の転勤に伴って海外生活を経験したという。

 自身のブログでは「私は、ルーツも名前も、多くの日本人とは異なるかもしれません。しかし、私はそもそも自分のことを日本人としか考えたことがありませんでした。日本で生まれ、日本に育てられたからこそ、自分は『自由』に恵まれて生きてこられました」と紹介している。

 直近の5年間は、国連職員と米国で生活していた。

「国連職員として、平和・人権、世界のさまざまな問題に、最前線で立ち向かってきました。そのような中での、ロシアによるウクライナ侵略。日本に当たり前のようにある平和、民主主義、自由の尊さを改めて実感すると同時に、国際社会が日本にさらなるリーダーシップを期待していると、国連で働く中で感じ、国連を退職し、日本に戻り新たな挑戦を始めることを決めました」(アルフィヤ氏)

 参院選公認証書を岸田首相から受け取ったアルフィヤ氏は、笑顔で記念写真に収まっていた。